EPISODE.01 Cloud computing|HIT&RUN 仕事紹介|株式会社ヒューマン インタラクティブ テクノロジー採用サイト

Cloud computing

手を挙げて事業化へ。
HIT初のクラウドサービスをリリースせよ。

ソフトも、データも、サーバーも。
自分の手元に置かなくても
気軽にITを利用できる“クラウドサービス”。
企業もクラウドを利用しようという
機運が高まる中で、
HIT初となるクラウドサービスを
企んでいる。

独自のサービスを創りたい、
と手を挙げた。

システムや技術を提供するだけではなく、HITならではのサービスでお客様に価値を提供したい。“システムをつくって何円”とは違う収益構造をつくりたい。“クラウド”を用いたサービスなら可能じゃないか。そう考えて全社員の前で発表したことをきっかけで、2016年10月“クラウドソリューショングループ”が生まれました。これまで、企業に向けてメールや認証システムなどオフィス環境を整えるための製品導入を担当する中で、クラウドに対する認識の高まりを感じていました。これはいけるんじゃないかと。社長も「やるからには本気でやれ」と応援してくれました。

スタートアップ企業の
スタートを軽やかに。

いま考えているのは、簡単に言えば「PCさえ用意すれば、何のソフトも要らず、すぐに仕事が始められる」オフィス環境を、クラウドを通して提供するサービスです。たとえばスタートアップ企業など、PCだけでなく必要なソフトを買わなければならず、選ぶのも手間です。また、人が増えれば買い揃えなければならないし、バージョンアップに追われたりもする。すごくストレスだし、時間も浪費する。私たちがクラウドで提供すれば、ストレスなく、本質的なビジネスに時間を使うことができる。企業のためになるし、結果的にいいものが生まれれば世の中のためにもなると思います。

ないことだらけ。だからおもしろい。

とはいえ、HITは企業のシステムをつくるビジネスが主体でしたから、このようなユーザー様向けのサービスをやったことがない。料金設定や課金のしくみ、サービスの管理、販促広報のやり方など、前例がないものばかり。そして、一度スタートさせたら簡単にはやめられない。ユーザー様への責任がありますから。従って、長期にわたるサービスサイクルをにらんで、慎重にシナリオやシミュレーションを考える必要があります。今は、私とメンバー2名が中心となって計画の骨子を固めている途中。そのファーストステップとして、企業様のシステム環境とクラウド環境をネットワークでつなぐサービスをスタートさせました。

次のアイデアをリリースする、
プラットフォームへ。

私たちのクラウドサービスが順調に成長すれば、HITとっても大きなメリットが出ます。ひとつは収益的なもので、ここで生み出された収益や時間を使って、次のビジネスアイデアに投資が可能になること。また、新たなユーザー様と出会うことで、新たなビジネス・コラボレーションの芽も出てくる。そして一番大きなメリットは、私たちが何か新たなアイデアやサービスを考えたとき、このクラウドサービスへと投入できること。スピーディーに市場の手ごたえを確かめるプラットフォームになるわけです。これは今後のビジネスにおいて、非常に魅力的ですね。とはいえ、まだまだ始まりもしていない段階。苦労は覚悟の上です。絶対に成功させてみます。

PROFILE
  • 木暮裕康

    MSソリューショングループ
    グループリーダー

    木暮裕康/2006年入社

    実は文系出身。だけどバイクなど機械いじりが昔から好きだった。「大切なのは、あきらめずにやること。あきらめずにやることで、周囲を巻き込む力が生まれる。」